「大人の女性は浴衣を着てはいけない」「いい大人になったのだからお祭りに浴衣なんか着ていかない」という意見をアパレルショップで働いている時に聞いたことがあります。
私個人の意見としては、浴衣は大人の女性のほうが似合うと考えています。
確かに浴衣ドレスなどといった類の浴衣はお子さんや１０代女性が切るべきだと思いますが、本来の浴衣に関してはむしろ大人の女性のほうが似合うと思いますよ。
そこで今回は大人の女性が着ると映える浴衣の選び方についてまとめてみます。
浴衣の色
最も重要なのは色でしょう。お子さんや10代の女性が着るのでしたらピンクなどが入った浴衣でも問題ないと思います。
しかし大人の女性となれば、ここはあえてシックな色にすると大人の女性としての風格や品が出てきます。
オススメの色は、紺が最も良いと思います。紺と言っても、ブルーに近い紺もありますし藍色といったかなり黒に近い紺もあります。がしかし、おしなべて紺は品がある色なので紺が最もおすすめです。
※黒も良いと思いますが、黒であれば濃い紺も選択肢に入れてもいいと思います。
紺に白の柄が入っていると、尚良いと思います。
次にオススメなのは、白ですね。正確にはアイボリーです。
アイボリーは白よりもクリームがかった色なので、クリーム色などとも言われます。
アイボリーの浴衣にエンジ色の柄が入った浴衣などは、大人の雰囲気と品格が現れると思いますのでとてもオススメです。
浴衣の柄
浴衣の柄はとても重要です。
オススメなのは古典柄ですね。最近は古典柄がとても流行っていますし、なにより大人の女性が着るととても映えます。
最近でははんなり柄友いわれることがありますが、古典柄という表現のほうがマッチしますね。
紺系の浴衣に白などの古典柄が入っている浴衣は品格がぐっと上がります。ぜひとも古典柄にチャレンジしてみてくだい。
浴衣に合わせる小物
浴衣に合わせる小物も重要ですね。
最近は浴衣に普通のクラッチバッグを持つ人も増えていますが、やはり浴衣には古風なバッグの方が良いですね。
しかし、あまりにも古風なものではなく、あえてかごバックにするのもアリだと思います。
これを大人の女性がやると、「あっ！かわいい」ってなるわけですよ。
かごバッグといっても大きいものではなく、お財布と小物が入るくらいの小ぶりなものを選ぶと良いですね。
かごバッグというとカジュアルすぎるイメージになると思いますが、品があるものを選べば浴衣にも十分マッチします。
しかもかごバッグであれば普段使いもできるので一石二鳥。是非チャレンジしてみてください。
大人の女性こそ浴衣を
大人になったのだから浴衣なんか着ないほうがいい、という風潮があるのも知っています。
がしかし、浴衣は和服です。
和服は大人の女性のほうが似合うもの。
世間の風潮に流されずに、どんどん浴衣を着てあるきましょう。お祭りだけじゃなく温泉地でも浴衣を着て歩いてみましょうね。
